ドコモが2018年10月26日に「iPhone XR」の発売を開始しました。
本体価格は64GBモデルで98,496円。
割引を引いた機種変更での本体価格は34,344円となり、24回払いの分割で購入する場合、月額の実質負担金は1,431円となります。
この記事では「iPhone XR」に機種変更した場合の月額料金や価格、お得な割引キャンペーンを紹介していきます。
ドコモの「iPhone XR」への機種変更を検討している人は参考にしてみて下さい。
ドコモ iPhone XR の機種変更時の本体価格
iPhone XR 機種変更時の本体価格
機種変更時の本体価格(Xi→Xi) | |||
64GB | 128GB | 256GB | |
本体価格 | 98,496円 | 104,976円 | 116,640円 |
SPECIAL特典 | -5,184円 | -5,184円 | -5,184円 |
月々サポート | -58,968円 | -58,968円 | -58,968円 |
実質負担金 | 34,344円 (1,431円×24) |
40,824円 (1,701円×24) |
52,488円 (2,187円×24) |
ドコモの「iPhone XR」の本体価格は、
- 64GBモデル:98,496円(税込)
- 128GBモデル:104,976円(税込)
- 256GBモデル:116,640円(税込)
です。
実際に支払う金額はここから「月々サポート」という割引きを引いた「実質負担金」となり、機種変更での「iPhone XR 64GB」の本体価格は24回払いの分割で月額1,431円になります。
ただし、ドコモ公式オンラインショップ の「SPECIAL特典」5,184円割引はすでに価格に反映されているので注意して下さい。
iPhone XR 64GB の機種変更時の月額料金シミュレーション
1人で契約する場合 | 家族に代表回線を契約 している人がいる場合 |
|
通話プラン | 1,058円 (シンプルプラン) |
1,058円 (シンプルプラン) |
spモード | 324円 | 324円 |
データプラン | 3,132円 ベーシックパック(1GB未満) |
540円 (シェアオプション) |
端末代金 | 1,431円 | 1,431円 |
月額料金 | 5,945円(税込) | 3,353円(税込) |
これは、「iPhone XR 64GB」を24回払いで購入したとして、ドコモの料金プランの中でできるだけ料金が安くなるように計算した月額料金のシミュレーションです。
1人で利用する場合には、毎月使用するデータ容量を1GB未満に抑えれば月額5,945円から、シェアオプションで利用する場合には月額3,353円から利用する事ができます。
ドコモ iPhone XR の本体カラーとスペック
iPhone XR のカラーバリエーション
「iPhone XR」のカラーバリエーションは、
- ホワイト
- ブラック
- ブルー
- イエロー
- コーラル
- (PRODUCT)RED
の6色。
iPhoneシリーズの中では最もカラーバリエーションの多いモデルとなっています。
iPhone XR のスペック詳細
iPhone XR | iPhone XS | |
CPU | Apple A12 Bionic | Apple A12 Bionic |
外側カメラ | 約1,200万画素 | 約1,200万画素×2 |
内側カメラ | 約700万画素 | 約700万画素 |
ディスプレイ | 約6.1インチ(1,792×828) | 約5.8インチ(2,436×1,125) |
RAM | 3GB | 4GB |
ROM | 64GB / 128GB / 256GB | 64GB / 256GB / 512GB |
SDカード | 非対応 | 非対応 |
電池容量 | 2,942mAh | 2,658mAh |
高さ×幅×厚さ | 約150.9x75.7x8.3(mm) | 約143.6x70.9x7.7(mm) |
重量 | 約194g | 約177g |
「iPhone XR」には、appleの最新CPU「Apple A12 Bionic」が搭載され、「iPhone X」から処理能力が15%アップ。
カメラはアウトカメラに、「iPhone XS」に搭載されている広角カメラと同じものが採用され、インカメラには700万画素 F値2.2のTrueDepthカメラを搭載しています。
ディスプレイは約6.1インチの液晶ディスプレイとなっていて、電池容量は2,942mAhで「iPhone XS」よりも284mAhアップ。
「iPhone XS」からカメラとディスプレイの性能は落とされているものの、処理能力が同じなのは嬉しいですね。
ただし、6.1インチの画面と194gの重量は片手でスイスイ操作できるサイズではないので、スマホの中でも「大きめサイズ」という事を意識して購入しないと後悔するかもしれません。
ドコモ iPhone XR のおすすめポイント
肉眼で見た印象と変わらない写真が撮れる
「iPhone XR」のカメラは肉眼で見た印象と変わらない写真が撮れるという特徴があります。
「iPhone XS」で評判だった「スマートHDR」もしっかりと搭載しているので、逆光や夜景など、明暗差の高い場面でも高画質な写真が撮れるのが嬉しいですね。
最近の「AI」を搭載したハイスペック機は「加工感」の強い仕上がりになる機種もあるので、「肉眼で見た印象と変わらない」というのは「iPhone XR」の大きな特徴のひとつだと思います。
コストパフォーマンスが良い
「iPhone XR」は上位モデルの「iPhone XS」から、望遠カメラと「3D Touch」がなくなり、RAMの容量が3GBになっている以外にスペック的にはほとんど違いがありません。
処理能力もほぼ同じで「iPhone XS」よりも3万円近く本体価格が安くなっているので、コストパフォーマンスはかなり良いと思います。
ポートレートモードが使いやすい
これまでのスマホのポートレートモードは望遠レンズで撮影される為、ポートレートモードに切り替えた後に距離をとらないといけないのが面倒だったんですが、「iPhone XR」はソフトウェアの処理技術だけで背景をぼかすので、被写体との距離を自由に設定できて使いやすかったです。
試しにデュアルカメラの「iPhone XS」と撮り比べてみましたが、
※クリックで拡大できます
こんな感じ。
記載しなければ、どちらの機種で撮影したかわからないほどのクオリティで撮影できました。
「背景ボケ」の精度も良く、後からボケの強さを調整する事もできて、かなり使いやすいと思います。
処理能力が高い
「iPhone XR」のCPUにはAppleの「A12 Bionic」が搭載されていて、2019年春時点では全スマホの中でも最高の処理能力になっています。
特に「iPhone XR」は大きい画面になっているので、大画面でゲームをプレイしたい人や、サクサク動作するスマホがほしい人におすすめですね。
ドコモ iPhone XR のデメリット
夜の撮影だと暗くなりがち
「iPhone XR」の夜の撮影は、白飛びや滲みがない高画質な写真が撮れますが、肉眼で見た景色よりも暗い印象の仕上がりになるという特徴があります。
試しに夜景撮影が得意な「Google Pixel 3」と比べてみると、
※クリックで拡大できます
こんな感じに。
キラキラした光が多くて撮影が難しい環境なので、これだけ綺麗に撮れていれば十分優秀なんですが、「Google Pixel 3」と比べると「iPhone XR」のほうが暗い印象になってしまっているのが確認できると思います。
「iPhone XR」の夜のカメラ性能は、他メーカーのハイスペックモデルと比べると少し劣る印象です
本体が大きくて重い
「iPhone XR」は6.1インチの大きめ画面になっているので、その分だけ重く、厚めの本体サイズになっています。操作していても片手では無理があったり、ズッシリと重い為、両手で操作する事を前提に購入するのがおすすめ。
「iPhone 8」や「iPhone XS」というよりは、「iPhone 8 Plus」や「iPhone XS Max」に近いイメージですね。
ディスプレイのベゼルが太い
「iPhone XR」のベゼル(画面端の黒い部分)は、「iPhone XS」の2倍くらいの太さがあります。
ベゼル部分が狭い「iPhone XS」と並べるとけっこう違うので、気になる人は1度実機を手にとって確認してみるのがおすすめです。
顔認証だけでは不便
2018年に発売されたiPhoneでは、ついに全ての機種で指紋認証センサーがなくなりFace ID(顔認証)のみとなりました。
現在のandroidスマホのハイスペック機は、顔認証と指紋認証を合わせた生体認証システムが主流となっていて、顔認証のみではけして他機種と比べて便利とは言えないでしょう。
実際に使用していても、本体が横になっていたり寝転んでいる時に頻繁に認証に失敗してイライラする場面がありました。
また、マスクを着用する習慣のある人は、マスクをしたままではロック解除はできないので注意して下さいね。
iPhone XRの実機レビューはこちら