auが2017年冬~2018年春モデルとして「AQUOS K SHF34」を発表しました。
「AQUOS K SHF34」は国内メーカーのシャープが製造するケータイ(ガラケー)で、2016年の夏に発売された「AQUOS K SHF33」の後継機という事になります。
au「AQUOS K SHF34」のカラーバリエーションとスペック詳細
「AQUOS K SHF34」のカラーバリエーションは3色で、
- ロイヤルグリーン
- シャンパンゴールド
- ルージュレッド
です。
ロイヤルグリーン
シャンパンゴールド
ルージュレッド
AQUOS K SHF34のスペック詳細
AQUOS K SHF34のスペック詳細 | |
CPU | Snapdragon 210 |
外側カメラ | 約800万画素 |
内側カメラ | - |
ディスプレイ | 約3.4インチ |
QHD(960×540) | |
RAM | 1GB |
ROM | 8GB |
SDカード(最大) | microSDHC(最大32GB) |
電池容量 | 1,800mAh |
連続通話(LTE) | 約810分 |
連続待受(LTE) | 約620時間 |
高さ×幅×厚さ | 約113×51×16.9(mm) |
重量 | 約132g |
CPUが「Snapdragon 210」でRAMが1GBという事で、処理能力は平均レベル。
AQUOS Kシリーズは通常ケータイの中でも高スペックなブランドですが、処理能力に関しては通常ケータイにそこまで注力する必要はないという判断なんでしょうね。
画面の綺麗さや電池持ちに関しては優秀で、同じく2017年冬~2018年春モデルとして発売されている通常ケータイ「GRATINA 4G KYF31」と比べると高スペックになっている事がわかります。
機能面では、ワンタッチで携帯を開ける事ができる「クイックオープン」や、機能をキーに割り当てる事ですぐに起動する事ができる「クイック起動キー」が追加され、「お洒落なかんたん携帯」としても使えるように進化しています。
AQUOS K SHF34の機能&サービス
機能面では、
- Bluetooth
- テザリング
- 防水/防塵
- おサイフケータイ
- ワンセグ
- 赤外線通信
が利用可能ですが、「フルセグ」は利用できないので注意して下さい。
また、防水/防塵の保護等級も、防水(IPX5/8)、防塵(IP5X)となっていて、水没に対する保護機能では連続的に水中に置いても有害な影響がないという最高ランクの防水性能となっています。
AQUOS K SHF33とAQUOS K SHF34の比較
AQUOS K SHF33 | AQUOS K SHF34 | |
CPU | Snapdragon 400 | Snapdragon 210 |
外側カメラ | 約1,310万画素 | 約800万画素 |
内側カメラ | - | - |
ディスプレイ | 約3.4インチ | 約3.4インチ |
QHD(960×540) | QHD(960×540) | |
RAM | 1GB | 1GB |
ROM | 8GB | 8GB |
SDカード(最大) | 32GB | 32GB |
電池容量 | 1,410mAh | 1,800mAh |
連続通話(LTE) | 約660分 | 約810分 |
連続待受(LTE) | 約470時間 | 約620時間 |
高さ×幅×厚さ | 約113×51×16.9(mm) | 約113×51×16.9(mm) |
重量 | 約130g | 約132g |
これは、2016年夏モデルとしてauから発売された前作「AQUOS K SHF33」と「AQUOS K SHF34」との比較。
高スペックが特徴であった前作「AQUOS K SHF33」に比べて、処理能力やカメラ画素数が少し下がり電池性能が向上している事がわかりますね。
かんたん携帯のような機能も追加され、「AQUOS K SHF34」は機能面重視の通常ケータイという印象です。
au「AQUOS K SHF34」の発売日と価格
「AQUOS K SHF34」は、2017年12月15日の発売で、本体価格は43,200円(税込)。
実際に支払う金額は、ここから「毎月割」という割引を引いた金額となっていますが、MNPの場合には毎月割が適用されないかわりに「auケータイデビュー割」が適用され、本体価格が32,400円割引の10,800円となります。
AQUOS K SHF34の実質負担価格
契約方法 | のりかえ(MNP) | 新規契約 | 機種変更 |
本体価格 | 10,800円 (300円×36) |
43,200円 (1,200円×36) |
43,200円 (1,200円×36) |
毎月割 | - | -21,600円 (-600円×36) |
-21,600円 (-600円×36) |
実質負担金額 | 10,800円 (300円×36) |
21,600円 (600円×36) |
21,600円 (600円×36) |
※上記の価格は2017年12月現在の金額です。時期によって本体価格と割引金額は変動するので注意して下さい。
au「AQUOS K SHF34」の月額料金の目安
「AQUOS K SHF34」の月額料金 | |
通話プラン | 1,200円 (スーパーカケホ) |
LTE NET | 300円 |
データ定額 | 0円~4,200円 (ダブル定額Z) |
機種代金 | 1,200円 |
毎月割 | -600円 |
月額料金(税抜) | 2,100円~6,300円 |
これは、「AQUOS K SHF34」を新規契約か機種変更で購入する場合に、できるだけ月額料金が安くなるように計算した料金シミュレーション。
ネットをほとんど利用しなかった場合は月額2,100円、ネットを利用しデータ通信が上限に達した場合は月額6,300円で利用できる事がわかりますね。
ただし、ネットをまったく使用せず、「毎月割」が適用されなくてもよいのであれば「通話プラン」のみで契約する事も可能です。
au「AQUOS K SHF34」の特徴
約800万画素のアウトカメラ
約800万画素のアウトカメラには、より自然でリアルな描写が可能なHDR(ハイダイナミックレンジ)機能を搭載。
逆光シーンでも黒つぶれや白とびを抑えた鮮明な写真を撮ることができます。
クイックオープン
「AQUOS K SHF34」では、ワンプッシュですぐに開く事ができる新機能「クイックオープン」が採用され、着信時にすぐに電話を受ける事ができます。
クイック起動キー
「AQUOS K SHF34」では、
- 短押し
- 長押し
の両方で「クイック起動キー」が起動し、長押し時の機能は固定、短押し時はよく使う機能を登録しておく事ですぐに起動させる事が可能です。
でかレシーバー
通話時には、音圧レベルの高い「でかレシーバー」で、相手の小さな声もしっかり聞こえます。
迷惑電話対策
「AQUOS K SHF34」では、かかってきた電話を代理メッセージで確認してから通話を開始する事が可能。
これにより、未登録の電話番号は相手を確認してから電話に出るか出ないか決める事ができます。
耐衝撃仕様
「AQUOS K SHF34」は、防水・防塵に加え、米国国防総省が定める耐久試験「MIL-STD-810G」の落下試験を実施して、衝撃にも強い設計になっています。
LINEが利用可能
「AQUOS K SHF34」はLINEアプリに対応しているので、スマホと同じように写真やメッセージのやりとりが行えます。
※一部の機能がスマホ版とは異なります。
au「AQUOS K SHF34」の評価と感想
「AQUOS K SHF34」は、長い電池持ちと「かんたん機能」が特徴の通常ケータイ。
機能面も充実していて、
- 防水
- 防塵
- 耐衝撃
- 歩数計
など、必要な機能は全て揃っているので使いやすいと思います。
特に新機能の「迷惑電話対策」は、あやしい番号の場合は確認してから応答する事ができるので、セキュリティ面でも安心ですよね。
「AQUOS K SHF34」は、どちらかというと年配者向けに作られた通常ケータイといったところでしょうか。
「クイック起動キー」や「でかレシーバー」などの「かんたん機能」が充実しているので、ぱっと見ではかんたん携帯とわからない「お洒落なかんたん携帯」がほしい人にピッタリだと思います。