国内メーカーのソニーモバイルコミュニケーションズは、2018年の夏モデルとして、
- Xperia XZ2
- Xperia XZ2 Compact
- Xperia XZ2 Premium
の3機種を発表しました。
今回は「Xperia XZ2 Premium」を実際に使用して、カメラの性能や変更されたデザインなどを徹底レビューしているので、購入を検討している人はぜひ参考にしてみて下さい。
「Xperia XZ2 Premium」のカラーバリエーション
「Xperia XZ2 Premium」の本体カラーは2色で、
- クロムブラック
- クロムシルバー
です。
クロムブラック
クロムシルバー
「Xperia XZ2 Premium」のスペックの評価
Xperia XZ2 Premiumのスペック詳細 | |
CPU | Snapdragon 845 |
外側カメラ | 約1,920万画素+約1,220万画素 |
内側カメラ | 約1,320万画素 |
ディスプレイ | 約5.8インチ 4K(3,840×2,160) |
RAM / ROM | 6GB / 64GB |
SDカード(最大) | microSDXC(最大400GB) |
電池容量 | 3,400mAh |
連続通話(LTE) | ドコモ 約1,450分/au 約2,480分 |
連続待受(LTE) | ドコモ 約450時間/au 約530時間 |
通信速度(最大) | ドコモ 988Mbps/au 958Mbps |
高さ×幅×厚さ | 約158x80x11.9(mm) |
重量 | 約236g |
スペックは、CPUがQualcommの「Snapdragon 845」でRAMが6GB、ROMは64GBですが外部メモリで最大400GBまで対応。処理能力は現在発表されている有名メーカーのフラッグシップモデルと同様で、androidスマホとしては最高レベルとなります。
特徴的なのは何と言ってもXperiaシリーズでは初となるデュアルカメラで、
- 約1,920万画素 F値1.8カラーセンサー
- 約1,220万画素 F値1.6モノクロセンサー
の2つのセンサーを搭載して、ソニー独自の画像融合処理プロセッサ「AUBE(オーブ)」により高品質で低ノイズの撮影が行える事。
また、ディスプレイはHDR(ハイダイナミックレンジ)に対応した4K液晶を搭載して、最大輝度は「Xperia XZ Premium」よりも約30%向上しています。
「Xperia XZ2 Premium」のカメラ性能レビュー
Xperia XZ2 Premiumのカメラスペック詳細 | ||
カメラ画素数 | カラー:約1,920万画素 モノクロ:約1,220万画素 インカメラ:約1,320万画素 |
|
F値 | カラー:1.8 モノクロ:1.6 インカメラ:2.0 |
|
オートフォーカス機能 | 静止画:○ 動画:○ |
|
ズーム(最大) ※外側カメラのみ |
静止画:デジタル8倍 動画:デジタル8倍 |
|
ISO感度(最大) | 静止画:ISO51,200 動画:ISO12,800 |
|
手ブレ補正機能 | 外側カメラ | 静止画:電子式 動画:電子式 |
内側カメラ | 静止画:× 動画:× |
デュアルカメラ
「Xperia XZ2 Premium」は、Xperiaシリーズでは初めて
- 約1,920万画素 F値1.8カラーセンサー
- 約1,220万画素 F値1.6モノクロセンサー
の2つのセンサーを搭載したデュアルカメラになりました。
画像処理融合プロセッサーも、AUBE(オーブ)と名付けられた「Xperia XZ2 Premium」独自のものが搭載され、静止画撮影時はISO51200まで、動画撮影時で最大ISO12800までの暗所に強い超高感度撮影が行えます。
明るい場所での撮影
昼間の撮影では、かなり高画質な写真が撮れました。
Xperia XZ2シリーズは、どの端末でも肉眼でみた印象に近い写真になるのが良いですね。
撮影スピードも比較的早めなので、テンポ良く撮影できるのが使いやすかったです。
暗い場所での撮影
「Xperia XZ2 Premium」では、ある程度暗い場所にカメラを向けると「超高感度撮影」に自動的に切り替わります。
「超高感度撮影」では、様々な露出で撮影した写真を合成して1枚の写真を仕上げる仕様になっているらしく、通常の撮影と比べるとシャッタースピードが若干遅くなりました。
実力はというと、
※クリックで拡大できます
こんな感じ!
2018年夏モデルの中では1番暗い場所に強い「HUAWEI P20 Pro」と比べても明らかに「Xperia XZ2 Premium」のほうが高画質だという事がわかりますよね!
すごく暗い場所での撮影だったので、これだけ明るく撮れるだけでも両機種ともに優秀ですが、「Xperia XZ2 Premium」のほうは花の色まで鮮明に撮れていて素晴らしいと思います。
夜景撮影
次に夜景の撮影です。
夜景の撮影では「超高感度撮影」ではなく、「夜景」というモードに切り替えられて、撮影スピードも日中とほぼ変わらない速度に戻りました。
画質については、「Xperia XZ2」では目立っていた白飛びが抑えられていて、夜景の撮影に強くなっている事が実感できます。
※クリックで拡大できます
夜景撮影では最高性能の「HUAWEI P20 Pro」と比べてしまうと、さすがに白飛びやぼやっとした印象が残りますが、十分高画質だと感じました。
ズーム撮影
※クリックで拡大できます
「Xperia XZ2 Premium」のアウトカメラでは、最大で8倍までのデジタルズーム撮影が行えます。
実際に撮影してみましたが、2倍程度であればほぼ画質の劣化を感じない撮影ができるので、高画質で撮影したいのであればズームは2倍までに抑えておくのがおすすめ。
デジタルズームなので、8倍までいくと明らかに画質が粗くなってしまいますね。
欲を言えば、他メーカーの最上位モデルはどの機種も光学ズームに対応している為、「Xperia XZ2 Premium」にも搭載してほしかったところですが、撮り比べてみたら素人にはわからないレベルなので気にならなくなりました。
デジタルズームでも2倍程度なら充分綺麗ですよね!
料理の撮影
これは「プレミアムおまかせオート」で撮影した料理の写真。
「Xperia XZ2 Premium」では、食べ物だと認識すると「料理モード」が選択され、より料理に適した設定で撮影をする事ができます。
実際に撮影した写真では、かなり鮮やかに撮れていて美味しそうですよね。
「Xperia XZ2」では薄暗い店内の撮影だと、そのまま全体的に暗い印象の写真になりがちでしたが、「Xperia XZ2 Premium」では改善されているようで高画質な撮影ができました。
ボケ効果撮影
「Xperia XZ2 Premium」では、Xperiaシリーズで初めてデュアルカメラを使った「背景ボケ写真」が撮影できるようになりました。
モードの切り替えは、撮影画面でデュアルカメラボタンを押して「ぼけ」を選ぶだけ。「ぼけ」の強度は10段階で調整する事ができます。
実際に撮影してみた印象だと、「背景ぼけ」の精度がいまいちなのが気になりました。
例えば、
この写真は「ぼけモード」での撮影ですが、ほぼ背景がぼけていないので「背景ボケ写真」なのか通常での撮影なのかわかりづらいですよね。
背景をぼけさせる事ができない環境なのであれば、「被写体から離れてください」や「被写体に近づいてください」などのエラーメッセージがでるはずなので、ちゃんと「ぼけモード」で撮影できていると思うんですが・・・。
そんな時でも、撮影後に「ぼけ効果」の強度を調整できる機能があれば何とかできたりするんですが、「Xperia XZ2 Premium」にはありません。
「背景ボケ写真」の精度は7割程度なので、正直使いづらいと感じました。
2018年夏モデルのデュアルカメラ搭載機種の中では「背景ボケ写真」の精度は1番低いと思います。
4K HDR動画撮影
「Xperia XZ2 Premium」では、4K画質のHDR(ハイダイナミックレンジ)動画が撮影可能となり、明るい部分と暗い部分をしっかりと捉えて、より自然でリアルな描写が可能になりました。
選べる解像度は、
- 4K / 30fps
- フルHD / 60fps
- フルHD / 30fps
- HD / 30fps
- VGA / 30fps
の5種類。
ただし、デュアルカメラでの撮影と「HDR」機能は同時にオンにする事ができないので注意して下さい。
動画は実際に撮影してみた映像ですが、昼間は4KとフルHD共にかなり高画質な撮影ができますが、夜の撮影になるとデュアルカメラを使用した「超高感度撮影」が4Kの解像度に対応していない為、4K画質ではかなり暗い仕上がりの映像になってしまいました。
また、夜の4K撮影だと手ぶれが目立つので、手振れ補正も利きづらくなっているかもしれませんね。
フルHD画質になると「超高感度撮影」で画面も明るくなりかなり安定するので、4K画質の夜間撮影は手持ちで撮影できるレベルではないと思います。
ただし、夜の4K撮影以外では、動画性能はかなり優秀だと感じました。
フルHD スーパースローモーション
「Xperia XZ1」で好評だった最大960fpsのスーパースローモーション撮影がさらに進化。
「Xperia XZ2 Premium」では、フルHD画質でのスーパースローモーション撮影が可能となり、より滑らかで高画質なスローモーション撮影が楽しめます。
3Dクリエーター
「3Dクリエーター」は、カメラで顔をスキャンする事でアバターを作り、「AR」に登場させたりSNS用のスタンプとして活用する事ができる機能で、今回の「Xperia XZ2 Premium」からはインカメラでも3Dスキャンができるようになりました。
顔がリアルすぎたり、スキャンするのがかなりたいへんなので私はあまり使用していませんが、自撮りする時のちょっとしたアクセントなどにいいかもしれませんね。
インカメラの自撮り撮影
※クリックで拡大できます
「Xperia XZ2 Premium」のインカメラには約1,320万画素F値2.0のレンズが採用されていて、静止画と動画の両方に電子式手ブレ補正が搭載されています。
自撮り撮影では美肌効果機能が搭載されていますが、美肌効果をオンにするとちょっと全体的に白っぽくなるかな程度で大きな変化はありませんでした。
流行りの補正機能や「背景ぼけ」機能は使えませんが、全体的に高画質な写真が撮影できます。
「Xperia XZ2 Premium」の特徴と使用レビュー
「Xperia XZ2 Premium」の機能 | |
テザリング | 〇 |
おサイフケータイ | 〇 |
ワンセグ:フルセグ | 〇:〇 |
赤外線通信 | × |
ハイレゾ | 〇 |
ワイヤレス充電 | 〇 |
イヤホンジャック | × |
Bluetooth | Bluetooth5.0 |
防水:防塵 | IPX5/IPX8:IP6X |
PS4リモートプレイ | 〇 |
生体認証 | 指紋認証センサー |
フルモデルチェンジされたデザイン
「Xperia XZ2 Premium」は、前作の「Xperia XZ Premium」から本体のデザインがフルモデルチェンジされ、やや丸みを帯びたアーチ型のデザインになっています。
背面は上から、
- RGBC-IRセンサー
- フラッシュ/フォトライト
- レーザー AFセンサー
- モノクロセンサーカメラ
- カラーセンサーカメラ
が並び、真ん中付近に指紋認証センサーを搭載。ディスプレイ面は上部に左から、
- 通知LED
- 近接/照度センサー
- 受話口/スピーカー
- インカメラ
が並び、下部にスピーカーですね。
※クリックで拡大できます
本体上部はセカンドマイクとSIMカードトレイ、下部には送話口/マイクとUSB Type C ポートを搭載して、側面は右側に上から、
- 音量ボタン
- 電源ボタン
- カメラキー
となっています。
背面は光沢のあるガラスパネルで側面はアルミフレームになっていて、高級感のあるデザインですね。
「Xperia XZ2」で話題になっていた、クルクル回ってしまうアーチ形状のデザインですが、「Xperia XZ2 Premium」はさらに大きく、重くなっている為か、テーブルに置いて操作しても安定して使えました。
アーチ形状ではない他メーカーのスマホと同じようにタップ操作できるので、テーブルに置いてプレイするタイプのゲームでも問題なく操作できると思います。
とにかく重い本体重量
本体がクルクル回ってしまう問題が軽減されている「Xperia XZ2 Premium」にとって、1番のデメリットは間違いなく約236gもある本体重量だと思います。
実際に持ってみるとズッシリと重く、片手で操作していると10分程度で手首が痛くなってしまいました。
ケースやフィルムを付けるとさらに重くなると思うので、購入を検討している人は1度実際に手に取ってみるのがおすすめ。
基本的に、両手で操作する事を前提で購入しないと後悔すると思います。
指紋認証センサーの位置が使いづらい
指紋認証センサーの位置はXperiaシリーズが発表された直後から話題になっていましたが、サイズが大きい為か「Xperia XZ2」ほどではないにしろやっぱり使いづらいと感じました。
「Xperia XZ2 Premium」は両手で使う前提の大きさと重さなので、そもそも背面に指紋認証センサーがあってもまったく指が触れないんですよね。
特に「Xperia XZ2 Premium」の場合は、画面下にベゼル部分が大きく残っている機種なので、ここに配置してくれたら便利なのになと思いました。
ただし、スマホ端末の持ち方は人それぞれで、この位置が使いやすいという人もいると思うので参考程度にして下さいね。
4K HDR対応ディスプレイ
「Xperia XZ2 Premium」のディスプレイには、ガラス面にCorningの「ゴリラガラス5」を採用し、4K HDR(ハイダイナミックレンジ)に対応したXperia史上最も明るく美しいディスプレイを搭載しています。
動画の再生時には、HDR非対応の映像でもHDR相当にアップコンバートして再生する事ができ、4K画質に変換して、より高画質で楽しめるようになっているんですね。
また、液晶部分のアスペクト比は「Xperia XZ2」が18:9と縦長になったのに対し、「Xperia XZ2 Premium」は従来どおりの16:9になっています。
ダイナミックバイブレーションシステム
Xperia XZ2シリーズから追加された機能「ダイナミックバイブレーション」 では、動画や音楽などを振動付きで楽しむ事ができます。
振動の強さは従来のスマホのバイブレーションよりは強く、PS4のコントローラーよりは弱い感じ。
「Xperia XZ2 Premium」は臨場感のある音を大音量で流せるのでバイブレーションとの相性が良く、動画の視聴時に連動させて楽しんでいます。
イヤホンジャックからUSB Type-Cへ
「Xperia XZ2 Premium」ではイヤホンジャックが廃止され、USB Type-Cアダプタに統一されています。
本体購入時には変換アダプタも同梱されますが、イヤホンジャックを使用した機器を利用している人は注意して下さい。
ワイヤレス充電
Xperia XZ2シリーズでは初めてワイヤレス充電に対応しました。
ワイヤレス充電器は安いものなら2,000円以下で amazon で購入できるのでおすすめですが、急速充電で充電したい場合には専用の充電器が必要になるので注意。
電源系の事は難しくてよくわからないという人は、ソニーの純正ワイヤレス充電器「ワイヤレスチャージングドック」がおすすめです。
「Xperia XZ2 Premium」の不具合情報
「Xperia XZ2」でゲームをプレイした時に音が出ない不具合があるという事で実機で検証してみましたが、本当に出ませんね・・・。
アップデートで改善されればいいですが。 pic.twitter.com/uUBUSVIZAs— くろねこのみみ (@kuroneko1582621) 2018年6月19日
Xperia XZ2シリーズでは、ゲームアプリを使用中に音が出なくなる不具合が発生していましたが、2018年7月の製品アップデートで改善されました。
「Xperia XZ2 Premium」では出荷状態からアップデート済みになっているらしく、通常どおりプレイする事ができます。
「Xperia XZ2 Premium」のベンチマークスコアと発熱テスト
これは、実際に計測した「Xperia XZ2 Premium」のベンチマークスコアですが、
- Antutu 7.1.0:263,057
- Geekbench 4.2.3:シングル 2,323/マルチ 8,417
となっています。
前モデルのCPU「Snapdragon 835」に比べて約1.3倍も処理能力が向上していて、「Snapdragon 835」を搭載した他機種とほぼ同スコアですね。
CPUパフォーマンスとバッテリー温度
※クリックで拡大できます
これは、「Xperia XZ2 Premium」に大きな負荷をかけ続けてパフォーマンスの安定性を計測する「ストレステスト」を行った際のCPUパフォーマンスとバッテリー温度をグラフ化したもの。
1回目のテストでは、CPUパフォーマンスは最初の3分間だけ100%になる場面があったものの、その後は40%~80%程度で推移していて、バッテリー温度は42度まで上がりました。
2回目のテストでは、バッテリー温度が41度くらいの熱を持った状態からスタートしましたが、CPUパフォーマンスは40%~90%程度で推移していて、バッテリー温度は47度まで上がったものの、それ以上上がる気配を見せずに終了となりました。
テスト結果を見る限り、「Xperia XZ2 Premium」のバッテリー温度は46度前後までしか上昇しないように制御されているようですが、他の機種と比べると3~4度程度ピーク時の温度が高いですね。
体感で違いがわかるかは微妙ですが、ゲームを長時間プレイする人は間違いなくこの温度になると思うので注意して下さい。
ゲームアプリで動作テスト
最後に動作テストとして、最新3Dゲームで有名な「PUBGモバイル」をプレイしてみました。
グラフィック設定は、
- クオリティ:HDR
- フレーム設定:ウルトラ
- アンチエイリアス:有効
- グラフィックの自動調整:無効
です。
さすがに思いっきり画面を左右に振れば一瞬カクつく事がありましたが、基本的には最高画質設定でも快適に操作する事ができました。
負荷のかなり多い最新の3Dゲームの最高画質設定でこれだけ動いてくれれば、現状ではどんなゲームアプリでも快適に楽しめると思います。
「Xperia XZ2 Premium」の付属品
「Xperia XZ2 Premium」に付属されている備品は「USB Type C ACアダプタ」は入っていないので、持っていない場合にはあらかじめ購入しておきましょう。
パソコンにつないで写真などを管理したい場合には、「USB Type C ケーブル」と「アダプタ」が切り離せるタイプを購入すると便利ですよ。
「Xperia XZ2 Premium」の発売日と価格
ドコモ版「Xperia XZ2 Premium SO-04K」の本体価格
乗り換え(MNP) | 新規/機種変更 | |
本体価格 | 112,752円 (4,698円×24) |
112,752円 (4,698円×24) |
月々サポート | -72,576円 (-3,024円×24) |
-55,728円 (-2,322円×24) |
実質負担金 | 34,992円 (1,458円×24) |
57,024円 (2,376円×24) |
※上記の価格は2018年11月現在の金額です。時期によって本体価格と割引金額は変動するので注意して下さい。
ドコモ版「Xperia XZ2 Premium SO-04K」の発売日は2018年7月27日で、本体価格は112,752円(税込)。
購入する場合には「月々サポート」という割引が適用され、ユーザーが実際に支払う金額は割引総額を引いた「実質負担金」となります。
au版「Xperia XZ2 Premium SOV38」の本体価格
新規/機種変更/乗り換え(MNP) | |
本体価格 | 108,000円 (4,500円×24) |
毎月割 | -46,224円 (-1,926円×24) |
実質負担金 | 61,776円 (2,574円×24) |
※上記の価格は2018年11月現在の金額です。時期によって本体価格と割引金額は変動するので注意して下さい。
au版「Xperia XZ2 SOV37」の発売日は2018年8月10日で、本体価格は108,000円(税込)。
購入する場合には「毎月割」という割引が適用され、ユーザーが実際に支払う金額は「毎月割」を引いた「実質負担金」となります。
また、「ピタットプラン/フラットプラン」で申し込む場合は、「毎月割」が発生しないかわりに アップグレードプログラムEX に加入する事ができ、最大で半額の54,000円になります。
「Xperia XZ2 Premium」の評価と感想
「Xperia XZ2 Premium」は、Xperiaシリーズでは初となるデュアルカメラを搭載したXperia XZ2の最上位モデル。
「超高感度撮影」に対応したカメラは夜の撮影に強く、「Xperia XZ2」と比べても高画質な写真を撮る事ができました。
ただし、「背景ぼけ」の精度や光学ズームに対応していないなど、他メーカーの最上位モデルと比べると劣っている部分が多々あるのが残念ですね。
また、重すぎる本体重量や使いづらい指紋認証センサーの位置も問題点。
特に重さは、片手で操作したい場面がたくさんある普段使いのスマホとしては致命的に重いです。
個人的に、「Xperia XZ2 Premium」の本体重量とデザインは2018年夏モデルの中でもダントツで使いづらいと感じているので、購入を検討している人は実際に手に取って確認してから購入するのがおすすめ。
過去最低レベルで売れていないXperia XZ2シリーズですが、その要因は新しく採用された「アンビエントフローデザイン」にあると思います。